日常風景に溶け込んだ舞台を提案・発信

アトリエばんが は、 「ちょっと買い物に行ってくる」

感覚で「ちょっとお芝居 観てくる」と誰もが気軽に

言えるような 日常風景に溶け込んだ演劇を

提案し打ち出している舞台企画プロジェクトです


小劇場をはじめ、あらゆる場や空間を使った公演、

他ジャンルとのコラボレーション、教育や地域振興に繋ぐ

企画を発信し、演劇が持つ可能性を引き出しています。


作風・作品コンセプト

「君たちの為になると思っても、結局は独り善がりでしかない」

2012年上演「おとう戦記」 より

 

「太宰治は「人間失格」の中で『弱虫は幸福をさえおそれるものです』と説いています」

「それは太宰治の言葉であって、あんたの言葉じゃない。本気で誰かを説得したいと思うなら、

 他人の言葉なんかでごまかすな。自分の言葉を使え、自分の言葉を」

2013年上演「はつゆめ」  より

 

「おまえは、おまえが誰か答えられるのか」 「僕は、カケルだ」

「かけるとは、誰だ」 「カケルは、僕だ。

「なんと曖昧なことか」「僕は、曖昧だ。曖昧なのが、僕だ」

2014年上演「ななしのボク」より

 

アトリエばんがで描く主題はアイデンティティ。

会場となる空間に合わせてコメディやファンタジーなどジャンルを変えてはいますが、

いずれも「らしさ」とはなにかを問いかけ、自分を俯瞰する誰かとの繋がりによって

物語の登場人物ごとに答えの糸口を見出していく構成を主体としています。


主宰について

舞台コーディネーター。

企画・脚本・演出・制作を務めるほか宣伝美術や舞台美術、舞台監督など 、

 アトリエばんが の活動をワンマンで動かし、また他劇団の制作なども

請け負っている。

 

日本大学芸術学部演劇学科劇作コース卒業。

在学中、PROJECT VANGUARDの前身劇団 創劇VANGUARDを立ち上げ、

主宰・企画・脚本・演出を務める。

 

当時より身近な演劇の浸透を志し、

さいたまアリーナとスターバックスと提携を結んで

さいたま新都心けやき広場で屋外公演を実施するなどした。

卒業後、映像制作会社でのアシスタントディレクター勤務を経て劇団四季に入団。
舞台監督助手、劇場管理を歴任。傍らでインプロを独学。
2011年よりPROJECT VANGUARDを立ち上げ

舞台コーディネーターとして活動開始。

 

2013年4月より活動名をアトリエばんがに改める。